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マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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レ・ミゼラブル
LES MISERABLES

レ・ミゼラブル
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代2012年
イギリス
時間158分
監督トム・フーパー
脚本ウィリアム・ニコルソン、アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・シェーンベルク
音楽クロード=ミシェル・シェーンベルク
出演ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン

オフィシャルサイト

 あまたの映画ファンの中には「ミュージカルはどうも」という人もいるだろう。何を隠そうボクもそんなひとりで、劇の途中で唐突に歌い出し踊り出す、ミュージカル特有の作劇スタイルが話の流れを断ち切るように思えて何となく性に合わない、と感じてしまうのだ。もっとも、「雨に唄えば」や「ウエストサイド物語」あるいは「サウンド・オブ・ミュージック」などの有名ミュージカル作品はボクも大好きだし、見直す度にその歌と踊りに酔わされるのだが、本作はまさにそれらに勝るとも劣らな堂々たるミュージジカル大作であることは間違いない。もちろん原作はあの文豪ヴィクトル・ユゴーで、題名のとおり19世紀フランスの「悲惨な人々」の物語だ。

 主人公のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ罪で投獄され19年間服役したある日、監督官のジャベール(ラッセル・クロウ)から仮釈放を告げられ出獄する。だが、行く当てもない彼に一夜の宿を貸してくれた司教の好意を裏切り、彼はそこで再び盗みを働いてしまう。ところが、司教はそんな彼を許すのだ。こうして司教の真心にふれたバルジャンは身も心も生まれ変わろうと心に誓う。

 数年後、マドレーヌと名を変えたバルジャンは工場主となり、さらには仁徳を認められて今や市長の地位を手にしていた。そんな彼の前に、仮釈放中に姿を消したバルジャンを追い続ける監督官のジャベールが現われる。彼は、荷馬車の下敷きになりかけた男を救おうと怪力を発揮するマドレーヌを見て、バルジャンでは?と疑っていたのだ。

 物語はそんなバルジャンとジャベールの絡みを縦糸に、貧苦にあえぐファンテーヌとその娘コゼット。革命の波に呑えまれていく学生マリウスや、彼に思いをよせるエポニーヌの恋を描いて怒涛のように展開していく……。

 “ダンス”こそないものの、この「ミュージカル」の見どころは俳優たちがライブで歌う「歌」にある。何故ならその圧倒的歌唱力が、客席に「すすり泣き」となってはね返るからだ。ミュージカルもいいもんだ。
(2013/1/20)

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