正統派映画評!『映画開拓史』の最新映画レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

映画評価映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点 マッドマックス 怒りのデス・ロード

 凶悪な暴走族に相棒の警官を殺されたうえ妻と息子まで殺害されて怒りに燃えた主人公が、そんな悪の権化と化した連中への復讐に乗り出す一作目から数えて今年で30年。その節目の年にあのマッ
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ブラック・サンデー
Black Sunday

ブラック・サンデー
点数映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点映画評:金星20点,白星5点
年代1977年
アメリカ
時間143分
監督ジョン・フランケンハイマー
脚本アーネスト・レーマン、ケネス・ロス、アイヴァン・モファット
音楽ジョン・ウィリアムズ
出演ロバート・ショウ、ブルース・ダーン、マルト・ケラー、フリッツ・ウィーヴァー、スティーヴン・キーツ

 この作品は、日本ではなぜか未公開であり、そのためになおさら見たかった映画だ。レンタル店でも見かけないので、なかばあきらめかけていたところ、なんとうれしい事に最近になってDVDが出た。早速見てみたが、噂にたがわぬ面白い映画だった。
 8万の大観衆で埋まったスーパーボールスタジアムの観客に、上空の飛行船から、22万発もの弾丸を撃ち込もうと計るテロリストたちに、そうはさせじと立ちはだかるイスラエル特殊部隊員とのかけ引きを、スリリングに描いた痛快作なのである。
 舞台はベイルート、特殊部隊隊長カバコフ大佐(ロバート・ショウ)率いる一隊が、“黒い9月”を名乗るテロ組織のアジトを急襲する場面が最初の見せ場となる。だが、この時カバコフが見逃した女、ダーリア(マルト・ケラー)が、実は組織の幹部でアメリカで新年早々に流血事件を引き起こす計画であることが判明する。しかし、彼女の情報は皆無で、唯一女の顔を見たカバコフが、この事件を担当することになる。一方、ダーリアはアメリカへ潜入、ベトナム戦争で心身を病みアメリカ政府を恨む、TV中継飛行船のパイロット、マイケル(ブルース・ダーン)を抱き込み、着々とテロ計画を進めていく。これらの情報を知ったカバコフもワシントンへ渡り、FBIと協力しながら捜査を進めることになる。こうして、女テロリスト、ダーリアと狂気ばしったマイケルの、周到なテロ計画を阻止すべく、カバコフ大佐の戦いが始まる。
 J・フランケンハイマー監督は、堂々たる正攻法の演出で押しまくり、クライマックスのヘリコプター対飛行船の対決は、ハラハラドキドキの、まさに手に汗握る展開となる。巨大飛行船がスタジアムすれすれに飛来するシーンなど、映画ならではの醍醐味が味わえる。テロリストたちの心情もつぶさに描かれ、その分ドラマに膨らみも出たようだ。さらにうれしいのは、音楽を「スターウォーズ」や「スーパーマン」のジョン・ウイリアムズが手がけていることだ。それがこの作品への期待を、よりいっそう高める結果につながった。劇場の大画面で見れなかったことが、なんともくやしい映画である。
(2007/06/29)

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